kintone(キントーン)とは

What is kintone?

kintone(キントーン)って、そもそも何?

kintone(キントーン)は、ビジネスで使用する業務アプリをクラウドツールで作成できるサイボウズ株式会社が運営するサービスです。
最近では「表計算の呪いがとけるkintone(キントーン)」とCMでもよく見かけるようになりました。
kintone(キントーン)は、開発の知識がなくても、マウスの操作で簡単に、業務アプリを作成でき、様々な基幹システムを導入することができます。
様々な基幹システムを使用している、案件管理や売上管理、勤怠管理、ワークフローなどがkintone(キントーン)ではアプリとして、プログラミング作業をすることなく作成することが可能です。

また、アプリで登録した情報は、複数人で共有できますので、目的や必要に応じてデータを抽出し集計やグラフ化することも可能となります。

もちろん企業導入で必要となる管理権限や、不正アクセスや不正ログインを防ぐセキュリティについては、柔軟に設定することができるので、安心して利用することができます。

「働き方改革」という言葉が定着してきた現在では、働き方の多様化を目指すことは、あらゆる企業にとって重要な要素となりました。働き方が多様化してくる時代の中で、企業は変革を求められています。DX(デジタルトランスフォーメーション)も働き方改革の一つともいえます。

このページでは、業務改善を目指す企業に向けて、kintone(キントーン)の機能やkintone(キントーン)の4つのメリットを紹介していきます。kintone(キントーン)の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

kintone(キントーン)の4つのメリット

kintone(キントーン)を導入することで、ビジネスにおいて様々な効果を発揮してくれます。メリットは以下の4つです。

情報のまとまり

バラバラな情報を一つにまとめることができる

kintone(キントーン)なら、どこに保存したかわからないエクセルや、わずらわしくて面倒なメール、紙の書類の山など、バラバラになりがちな情報をーつにまとめる事ができます。

よく、「あのデータはどこだ?」「あの書類どこにやったかな?」などと、本来の業務ではなく、何かを探すことに時間を使っていないでしょうか。

また、今あるエクセルファイルは、kintone(キントーン)に読み込むだけでアプリ化できるので、チームの全ての仕事が、クラウド上で進めることができます。

仕事の見える化

データを共有でき、仕事を見える化できる

kintone(キントーン)なら、SNSのような身近で便利なコミュニケーションと、エクセルのようなデータ管理が一画面に集約・共有でき、お互いの見えづらかったチームの仕事を見える化することができます。

データを見ながら、複数人でコミュニケーションを取れるので、活発な意見交換も行うことが可能です。また、チームの仕事も見える化することができるので、特定の社員・スタッフが担当している業務の詳細内容や進め方が、本人以外では分からなくなってしまう属人化の状態を防ぎ、チームワークを発揮することができるでしょう。

操作が簡単

kintoneは操作が簡単で、使いやすい

kintone(キントーン)は、ドラッグ&ドロップの操作だけでアプリを作成できるので、プログラミングの知識をもった専用の担当者は不要です。また、企業内のkintone(キントーン)運用担当者だけでなく、業務の担当者がアプリを必要に応じて作成することができます。

また、アプリを日々使用しながら、仕事に合わせた形で改善の必要があればすぐに修正でき、より業務に即したアプリの運用を行うことができます。

働く場所を選ばない

働く場所を選ばない

kintone(キントーン)なら、ネット環境があればいつでもどこでも仕事ができる環境を用意できます。パソコンだけでなく、もちろんスマホやタブレットにも対応しているので、外出先でも場所を選ばずに仕事ができます。

そして、不正アクセスや不正ログインを防止する対策も万全ですので、安心・安全にアクセスできる環境を提供してくれます。

kintone(キントーン)は選べる2つの料金コース

kintone(キントーン)の料金プランは下記の選べる2つのコースに分かれています。

  • ライトコース
  • スタンダードコース

2つのコースの違いは下記の通りです。

ライトコース スタンダードコース
価格
※5ユーザーから契約可能
780円/月(1ユーザー) 1,500円/月(1ユーザー)
外部サービスとの連携、
プラグイン、および拡張機能
アプリ数 ~200個 ~1,000個
スペース数 ~100個 ~500個
ゲストスペース数 ~100個 ~500個

kintone(キントーン)30日間の無料お試し

スタンダードコースでは、kintone(キントーン)の全ての機能が使えます。
また、30日間の無料お試しも用意されています。

30日間の無料お試しはこちらから

kintone(キントーン)の機能と仕組み

業務システムを作成できる仕組み「アプリ」

アプリ

「あの案件の進捗情報は?」とチーム内でも聞かれることがありませんか。kintone(キントーン)では、一元管理で効率的な営業活動を実施することができます。
顧客や案件のデータをkintone(キントーン)に集約できるので、案件の進捗やメンバー全員の工数を見える化することができるので、営業活動に専念できる環境が整います。また、見える化することで二重対応や対応漏れを防ぐこともできます。

チームのコミュニケーションできる仕組み「スペース」

スペース

kintone(キントーン)の「ピープル」機能を使えば、SNSのような感覚で、ユーザー同士、個別に連絡を取れたり、メッセージを送受信できたりとアイデアを共有し合うことができます。

メールだと管理が難しい場合でも、ピープルならかんたんに管理が可能です。必要に応じてスペースと使い分けることでコミュニケーションの幅が広がります。

個人のコミュニケーションツール「ピープル」

ピープル

kintone(キントーン)の「ピープル」機能を使えば、SNSのような感覚で、ユーザー同士、個別に連絡を取れたり、メッセージを送受信できたりとアイデアを共有し合うことができます。

メールだと管理が難しい場合でも、ピープルならかんたんに管理が可能です。必要に応じてスペースと使い分けることでコミュニケーションの幅が広がります。

トップページのカスタマイズ機能「ポータル」

ポータル

kintone(キントーン)の「ポータル」では、全社的に知らせておきたい情報や目標となる数値をまとめて表示することができ、自由にカスタマイズすることができます。

よく使うアプリを表示することで、アプリ全体の利便性も上がりますし、売上等の実績をグラフ化することで、トップページを開くだけで現状を把握することにも使用できます。

キントーンの拡張機能「プラグイン」

プラグイン

またkintone(キントーン)には「プラグイン」の拡張機能があり、標準ではできなかったことが、プラグインを使用することで、kintone(キントーン)の機能を拡張してくれます。

多くのプラグインがリリースされていますが、活用することによってkintone(キントーン)の可能性が広がってくることは、間違いないです。

kintone(キントーン)で作成できる業務アプリの5つの例

顧客管理・案件管理

01.顧客管理・案件管理

「あの案件の進捗情報は?」と同じチーム内でも聞かれることが、よくありませんか。kintone(キントーン)では、一元管理で効率的な営業活動を実施することができます。
顧客や案件のデータをkintone(キントーン)に集約できるので、案件の進捗やメンバー全員の工数を見える化することができるので、営業活動に専念できる環境が整います。また、見える化することで二重対応や対応漏れを防ぐこともできます。

売上管理

02.売上管理

「今の売上どうなっている?」「売上進捗を出してくれ」と急に依頼を受けることはないですか。kintone(キントーン)なら、案件や顧客情報から売上データまでをつなげて一元管理できるので、わざわざレポートを作成せずに、リアルタイムに売上の進捗状況を可視化することができます。 売上の数字に関連するデータをすべて紐付けて管理することができるので、情報を集計する時間や、情報の集約漏れがなくなり、作業効率が上がります。 また、売上データに紐づいたコメント機能で、次のアクションをディスカッションし、迅速な意思決定をする事ができます。

勤怠管理

03.勤怠管理

「脱タイムカード・脱エクセル」を考えていませんか。kintone(キントーン)なら、タイムカード等で管理している出退勤管理から、残業・休暇申請、緊急時の勤怠連絡、有休管理まで、すべてをオンラインで完結でき、勤怠管理業務を簡単シンプルし、脱タイムカード・脱エクセルを実現することができます。 休暇・残業申請や承認作業をオンラインで行えるので、休暇・残業申請がペーパーレスになります。また、作業者にリアルタイムに通知でき、依頼を見落とすことなく、スピード承認も可能ですので、社内全体の時間短縮に繋がります。 また急な体調不良や緊急時には、スマホやタブレットで、自宅や外出先でもリアルタイムに勤怠状況を共有できるので、申請者も上司に連絡が繋がらないといった問題も解決します。

申請業務

04.ワークフロー(申請業務)

各申請書類のフォームがバラバラで困ったことはありませんか。kintone(キントーン)ならエクセル、メール、FAXで来るバラバラな申請をkintone(キントーン)に集約することで、申請フローが見える化し、処理漏れがなくなります。自社の承認フローに合わせて、自由に設計し、効率的にワークフロー(申請業務)を処理できます。 また、申請されるとリアルタイムにスマホに通知がくるので、外出中でも急ぎの申請に迅速に対応が可能です。 申請情報がアプリに蓄積されていき、ファイルの中身まで検索できるので、過去の履歴や必要な情報は一発検索でき、紙やエクセルでの管理と違い、時間を短縮することができます。

ファイル管理

05.ファイル管理

「あの書類・データはどこにある?」そんな経験ありませんか。kintone(キントーン)上であらゆるファイルを一元管理することができます。紙の書類やメールに添付された画像、最新版が分からない提案資料など、あちこち散らばるファイルを、kintone(キントーン)に集約する事で、文字情報だけでなく添付ファイルの内容まで検索することが可能なので、検索効率が大幅に向上し、探し物時間を短縮できます。 「いつ」「誰が」「どこを」「どのように」という内容で変更したか分かるように、データ編集の変更履歴を残すことができます。 誤ってデータを上書き更新してしまう、うっかり上書きミスも変更前の状態に戻すことができるので安心です。

kintone(キントーン)で社内DXを実現できる3つのコツ

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、経済産業省では「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義されています。
つまりは「デジタルツールを活用し、社内のムダを変革しよう」という事です。
「社内のムダを変革しよう」という内容において、考えられるのが

  • 業務改善と生産性の向上
  • 働き方改革の実現

この点、kintone(キントーン)は社内DXに適していると言えます。
それでは、kintone(キントーン)で社内DXを実現できる3つのコツについて解説していきます。

業務改善

業務の棚卸しから始める業務改善

kintone(キントーン)で社内DXを実現する上で、まず初めに取り掛からなければならないのは「業務の棚卸」です。やみくもにkintone(キントーン)を導入するのではなく、社内のどこに問題があるのかをしっかりと把握することが重要になります。
また、kintone(キントーン)が「どの場面で活用できるのか」「どうやったら活用できるのか」の様な業務フローも考えることがポイントです。

社内DX推進の担当者を育成

社内DX推進の担当者を育成する

ビジネス環境は変化します。その変化に対し、kintone(キントーン)では必要に応じて業務アプリを変化させることができます。
ただし、業務アプリを作成するにも、kintone(キントーン)の基本的な知識を熟知していないと、kintone(キントーン)の実力が発揮できません。
kintone(キントーン)を導入し社内DXに成功している企業の共通点は、担当者を育成していることです。担当者を育成できるかどうかが社内DX実現のポイントといえます。

問題を解決

PDCAを回し、問題を解決する

kintone(キントーン)の業務アプリを作成するだけでは、社内DXは実現しません。kintone(キントーン)は業務アプリを使用して、初めて能力を発揮するからです。
特に実施に使用する現場の意見を反映していない業務アプリは、絶対に活用されません。kintone(キントーン)導入はゴールではなく、スタートです。現場の意見に耳を傾け、問題を改善しながら業務アプリを作成することで、企業全体で活用され社内DXを実現することができます。

kintone導入・開発に困ったら、EDSエンターテイメントの無料相談をご活用ください

kintone(キントーン)を導入するにあたり、「どのようなアプリを作成したらいいのか分からない」「うまくkintone(キントーン)を活用できない」と悩むこともあります。この様な場合は、プロを活用してください。プロであれば、企業様に伴走しkintone(キントーン)の活用をアドバイスしてくれます。
EDSエンターテイメントでは、以下の悩みをかかえた企業様に、kintone(キントーン)伴走支援をおこなっております

導入に悩んでいる

kintone(キントーン)の
導入に悩んでいる

運用に困っている

kintone(キントーン)の
運用に困っている

アプリ開発を助けてほしい

kintone(キントーン)の
アプリ開発を助けてほしい

kintone(キントーン)を導入し、社内DXを進めたい企業様に向け、無料にて、電話・メール・オンライン相談をしております。丁寧にお悩みをヒアリングしますので、ご安心ください。

オンラインによるご相談も可能です。
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kintoneのお困りごとや、お悩みごとの無料相談も随時承っております。